LEAFシステムにおける個人情報の取扱いについて

令和6年10月18日

京都大学 学術情報メディアセンター 緒方研究室
株式会社内田洋行教育総合研究所

LEAFシステムにおける個人情報の取扱いについて

1.名称

LEAFシステム

2.利用目的

実証研究校における教育活動を通じ、児童生徒の学習状況(学習態度や知識活用状況)を示す学習ログを収集し、当該ログを解析することを通じ、LEAFシステムを利用したデータに基づく学びの実証を行うため。

3.サービス概要

「LEAF(Learning and Evidence Analytics Framework:リーフ)」システムとは、学習ログの収集と分析を支援する基盤システムです。

これは学習管理システム(LMS)、デジタル教材配信システム「BookRoll」、学習履歴データベース(LRS)、データ分析ツール「ログパレット」からなるもので、紙の媒体で実現できなかった教育データの収集と蓄積を可能にし、そのデータを科学的に分析、現在の状況を正確に把握することができます。

学習者の進捗状況やつまずき具合を正確に把握することで、課題を見出すことができ、そこからより分析を進めることで、学生一人一人に応じた課題を抽出することができるようになります。

  https://eds.let.media.kyoto-u.ac.jp/leaf/about/feature/

4.本ツールで扱う主な個人情報

  • ユーザー管理者もしくは利用者によって登録された姓・名(漢字、ふりがな)、所属学校、クラス情報(学年、組、出席番号)などのプロフィール
  • 本サービスの各種機能に登録されたメッセージやファイルに含まれる個人情報
  • 本サービスを利用された際の利用履歴に含まれる情報
  • ユーザーの同意に基づき本サービスと連携する各種サービスを利用した際の利用履歴に含まれる情報
  • 本サービスに関してお問い合わせ、ご要望等をお受けする場合にお伝えいただいた情報
  • 本サービスのメンテナンス情報等をご連絡するためのユーザーご連絡先

5.データの収集方法及び取扱いについて

生徒本人が本サービスを利用した際、学習履歴等のデータが収集されます。

また、収集された個人情報をもとに、個人を特定することができない形式に加工した匿名加工情報及び統計情報を作成して利用することがあります。

なお、当該情報を取り扱う際には、個人情報保護法その他の法令及び「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン」その他のガイドラインを遵守します。

6.第三者提供の有無

以下の場合を除き、大学・研究機関等の第三者への提供はいたしません。

  • ご本人の同意がある場合
  • 法律に基づく場合
  • 人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、ご本人の同意を得ることが困難であるとき
  • 合併その他の事由による事業の承継に伴って個人情報を提供する場合であって、承継前の利用目的の範囲内で当該個人情報を取り扱うとき

7.保存期間

データは、本サービスの提供期間が満了したときに削除します。

ただし、ご本人の同意をいただいて実施する研究に利用したデータについては、「京都大学における公正な研究活動の推進等に関する規程」および「公正な研究活動の推進等に関する規程第7条第2項の研究データの保存、開示等について定める件」に従い、適切に保存します。保存期間は10年とし、その間に論文等で発表されたデータは公表から10 年間保存します。

以上