LEAFシステムとは

コンセプト

About
LEAF

LEAFシステムのコンセプト

安定的で最適な形で教育支援

LEAFシステムとは、学習者の学習記録を収集して、その蓄積データを分析することで個別に最適化された学習支援を行うシステムです。
京都大学緒方研究室はLEAFシステムを開発し、そのシステムを学習エビデンス分析枠組みという意味をもつLearning and Evidence Analytics Frameworkの頭文字からLEAFと名づけました。ラーニングアナリティクスの分野から開発されたLEAFシステムと共に授業や学習活動を行うと、個々の教育データが使うたびに蓄積されていきます。このデータを解析することにより、エビデンスも蓄積されていくので、学習者と指導者にとって安定的で最適な形で教育支援ができます。つまり、その教育データと解析結果は、指導者と学習者自身の両者に見える形になるので、科学的な根拠に基づいた教育活動に変化します。
GIGAスクール構想や新型コロナウイルスの影響によって、一人一台の情報端末を使って教育を実施することが当然になった現在、LEAFシステムはエビデンスに基づく総括的な教育を支援します。

LTI= Learning Tools Interoperability
LTIとは、共通のプロトコルや情報規則を通して、異なるプログラムがデータを伝達したり、システムを連携したりする相互運用性である。

xAPI= Experience Application Programming Interface
xAPIとは、ユーザーが異なるタイプのシステムで学習した多様なデータを記録・収集をして相互に連携させることを可能にするeラーニングの方法の一つです。

LEAFシステムの導入手順

LEAFシステムを完全に使いこなすまでに5年かかることを想定します。導入してから最初の1年〜2年は、LEAFシステムが持つ様々な機能の操作方法を習得します。
3〜4年目になると、操作に慣れるだけではなく、教育データが蓄積されてエビデンスが共有されるので効果を実感し始めます。4〜5年目になると、データを効率的に活用できるようになります。